超高音質VoIP技術 REAFSVC

音声通話アプリやIP電話を使っていると、 「大事なところで、ブチブチ音が途切れて、会話が聞こえない」、「相手の声がくぐもって聞こえる」など、音質のトラブルが多くあります。

ソフトフロントは、長年の技術蓄積をもとに、VoIPのイライラを解消する「飛躍的な高音質を実現するメディア通信技術」の研究に取り組み、新しいVoIP通信方式 「REAFSVC」(りーふすぶいしー)を開発しました。

REAFSVCは、有線ネットワークを対象としたこれまでのVoIP技術に対して、携帯電話や無線LANなどのモバイルネットワークに最適化して高い品質を実現した、ソフトフロント独自の新しいVoIP技術です。

パケット損失率 10% の非常に状態の悪いネットワークでも、POLQA値 4.0以上を実現!

電波状態などで大きく通信状態が変化するモバイルネットワークの特性に対応することで、従来技術や他社製VoIPアプリと比べ、大幅な音質向上を実現しました。

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図. POLQA

POLQA とは?

POLQA (Perceptual Objective Listening Quality Analysis) は、音声の品質を客観的に評価してスコアするための、HD音声にも対応した新たな品質試験の国際標準規格です。音声品質は 1(悪い)~5(非常に良い)で評価されます。

REAFSVC の3つの特徴

(1) ネットワーク(電波)状態が変化しても途切れない音声

従来のVoIP技術では、通話開始時に決めたパラメータ (パケットのサイズや送信の間隔) で通話していました。

従来のVoIP技術の音声通話パラメータ

図. 従来のVoIP技術の音声通話パラメータ

このため、ネットワーク状態 (通信帯域) が変化するモバイルネットワークでは、ブチブチといった「音切れ」の問題が発生します。

従来のVoIP技術による音切れ

図. 従来のVoIP技術による音切れ

REAFSVCでは、ネットワークの状態を常に解析し、その状況に合わせてリアルタイムにパラメータを動的に最適化させることで、不快な音切れを防ぎます。

REAFSVC の音質パケット制御

図. REAFSVC の音質パケット制御

(2) CDのようなクリアで明瞭な音声

音声の明瞭さは「サンプリングレート」と呼ばれる、音の「解像度」によって決まります。サンプリングレートが大きいほど、データ量=パケットサイズも大きくなります。
このため従来のVoIP技術では、ネットワーク状態の影響が少なるなるようにサンプリングレートを小さくして、パケットサイズを小さくしていました。
REAFSVCでは、サンプリングレートを 48kHz として、CD以上の高音質を実現します。

サンプリングレート 音質
8,000Hz アナログ電話, IP電話
16,000Hz VoLTE
32,000Hz FMラジオ
44,100Hz CD
48,000Hz REAFSVC

(3) スマホからサーバーまでさまざまなシステムに対応

REAFSVC技術はソフトフロントの汎用VoIP音声エンジン 「SUPREE embedded AudioEngine」に搭載されています。従来のVoIP技術にも対応し、既存のVoIP製品との通話も可能です。1対1通話はもちろん、1対多の会議構成にも対
応しました。

REAFSVC対応のSUPREE embedded AudioEngineは、スマートフォンからパソコン、サーバーまで幅広い機器に搭載可能です。

REAFSVC 搭載 SUPREE embedded AudioEngine によるシステム例

図. REAFSVC 搭載 SUPREE embedded AudioEngine によるシステム例